ケロイドの男性は脱毛できる?各クリニックの反応とケロイドの対処法

ケロイドの男性は脱毛できる?各クリニックの反応とケロイドの対処法

ケロイドの男性は、その見た目から自分に自信をなくしてしまっている方も多いのではないでしょうか?

「ケロイドだと脱毛もできないっていうし、見た目は諦めるしかないか…」となっていませんか?

でも、本当にケロイドだと脱毛できないのでしょうか?
また、あなたの傷は本当にケロイドと呼べるものなのでしょうか?

今回は、ケロイドの真相と、ケロイドの男性の脱毛について詳しくまとめました。

肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)とケロイドの違い

肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)とケロイドの違い

あなたが日々悩んでいる傷跡ですが、本当にケロイドなのでしょうか?

実は、多くの方が誤った解釈のもと、自己判断してしまっているのが現状です。

ケロイドとよく似た肥厚性瘢痕との違いについて、少し詳しく見てみましょう。

肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)とは

まずは肥厚性瘢痕から見て行きましょう。

人の皮膚は傷ができた際に、その傷を早く治そうとして、コラーゲンを大量に作る傾向があります。

イメージとしては、木材にできた傷や穴を、パテで埋めるような感覚です。

肥厚性瘢痕とは、このコラーゲンがはみ出た状態を指し、少し大きな傷ができれば誰でもなるものです。

転んだ時の傷や手術で塗ったところの傷が、少しテカリがある皮膚で盛り上がっている状態になっていることがありますよね。

それが、コラーゲンの塊であり肥厚性瘢痕です。

数ヶ月〜数年にわたり赤みを帯びていることもありますが、期間を過ぎると肌色に戻り、目立ちにくくなるのが特徴です。

紙やナイフなどでスッと切れて、そのままスッとくっつくような傷は肥厚性瘢痕になりにくいとされていますが、少し化膿してしまったり、火傷のような傷はなりやすいとされています。

ケロイドとは

一方ケロイドとは、簡単にいうと肥厚性瘢痕が悪化した状態を指します。

肥厚性瘢痕は数ヶ月から数年で目立たなくなると前述しましたが、ケロイドは赤みを帯びたまま、むしろ健康な皮膚にまで広がっていく症状をさします。

広がる時にかゆみや痛みが現れることもあります。

肥厚性瘢痕と比べて圧倒的に数が少なく、一般的にケロイドだと信じ込まれているものとは相違があることが多いのです。

肥厚性瘢痕とケロイドを自己判断するのは難しい!

肥厚性瘢痕とケロイドを自己判断するのは難しい!

上のように書いてはいますが、実際素人がこの2つを見分けるのは難しいと言われています。

専門家である医師の間でも、意見が分かれることもあるそうです。

ですから、なんとなく残っている傷跡を勝手に「ケロイド」だと判断するのではなく、必ず皮膚科で診断してもらうようにしましょう。

肥厚性瘢痕とケロイドは原因不明!分かっている傾向(なりやすい人)

肥厚性瘢痕とケロイドは原因不明!分かっている傾向(なりやすい人)

肥厚性瘢痕とケロイドは、残念ながら今の所はっきりした原因が分かっていません。

しかし、なりやすい傾向にある人は分かってきているようです。

その具体例をいくつかご紹介します。

黒人であること

実は肥厚性瘢痕とケロイドは、白人は非常に少なく、黒人に多い傾向があるようです。

日本人は白人と黒人の中間である黄色人種なので、患者数もそんなに多くないと言われています。

化膿した傷や皮膚が緊張しやすく引っ張られる部位であること

前述しましたが、化膿して少し傷口が開いてしまった部位には、ケロイドができやすいとされています。

また、首の付け根から肩にかかる部分など、皮膚が引っ張られている部位にできやすい特徴を持っています。

成長期の皮膚であること

成長期の皮膚は、かなりのスピードで伸びて行きます。
また、細胞の活性が強いためケロイドになりやすいと言われています。

成長期は17、18歳頃で終わるのが一般的なので、だいたいそのくらいの年齢までがなりやすい期間だと言えます。

一般的なケロイドとケロイド体質は別物!

ケロイドは、怪我や手術によりできた傷を、修復する際に補うコラーゲンだというお話をしましたね。

しかし、実は怪我や手術といったきっかけがなくても、ケロイドを発症する人もいるのです。

それが「ケロイド体質」と呼ばれているものです。

もちろん原因は不明で、肩や胸に突然できることで驚く方もいるようです。

ケロイドは脱毛できない!

ケロイドは脱毛できない!

残念ですが、ケロイド肌の脱毛は、クリニックやサロンでは脱毛できないとされています。

ただ、日本医学脱毛協会では、「ケロイド体質と言われていますが、脱毛できますか?」という問いに、以下のように回答しています。

病院によっては、テスト脱毛している所もありますので、一度試してみられることをおすすめします。
日本医学脱毛協会

気になるのは「テスト脱毛」という言葉ですが、一応施術をしている病院もあるようです。

有名脱毛クリニックのケロイドの男性への対応は…?

有名脱毛クリニックのケロイドの男性への対応は...?

日本医学脱毛協会では「テスト脱毛している所もある」とされているので、私が普段オススメしている医療脱毛クリニックではどのような対応になるのか、調査してみました。

ゴリラクリニックの場合

有名な男性専門美容クリニック、ゴリラクリニックの公式サイトでは、Q&Aに以下のように記載されていました。

大変申し訳ありませんが、下記に記載の症状がみられる患者様は、施術によりお体に負担がかかる可能性がありますので、医療レーザー脱毛の施術をお断りさせていただいております。ご了承ください。

・呼吸不全の方
・照射希望部位に皮膚悪性腫瘍が認められる方
・出血性疾患の方
・ケロイド体質の方 ※
・抗凝固薬、抗血小板薬を服用中の方
・心疾患、ペースメーカーを使用されている方
・てんかんの方
・感染症にかかっておられる方

※ケロイド体質については医師が診断しますので、ご相談ください。
ひげ(髭)の永久脱毛なら、強力医療レーザー・ゴリラ脱毛 | 分割OK。月々3,000円〜|東京、横浜、名古屋、大阪、福岡、新潟

ゴリラクリニックでは、ケロイドの男性の脱毛はしていないようです。

しかし、ケロイドの診断自体もゴリラクリニックで行ってくれるようですね。

皮膚科を受診すると当然診察料がかかりますが、脱毛することが目的ならば、ゴリラクリニックのカウンセリングを利用する手もあります。

ゴリラクリニックのカウンセリングは無料で、もしケロイドとの診断で脱毛できなくなってしまっても、お金がかかることはありません。

カウンセリングに行ったからと言って契約する必要もなく、無理にコースへの勧誘をされることもありません。

まずはゴリラクリニックで、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?

メンズリゼの場合

続いて、メンズリゼがケロイドの男性へどのような対応をとっているのか、確認してみました。

すると、メンズリゼの公式サイトには以下のように記載されていました。

ケロイド体質の方はレーザー照射によりケロイドを引き起こしてしまうリスクがある為、メンズリゼでは照射出来かねます。
男性脱毛のメンズリゼ【公式】|全国18 院展開中

メンズリゼでも、やはりケロイドの脱毛は行っていないようです。

公式サイトにはこれ以外の記載がありませんでしたが、直接電話で確認してみたところ、

「皮膚の状態を見ないと正確な回答ができないため、まずはカウンセリングにお越しください。」

との事でした。

メンズリゼも、ゴリラクリニック同様カウンセリングが無料となっており、カウンセリング時に勧誘を受ける心配もありません。

気になる方は無料カウンセリングだけでも行ってみましょう。

湘南美容外科の場合

最後に、湘南美容外科ではケロイドの男性はどのような対応を受けるのか、確認してみました。

医療脱毛はどうなのか知りたいので相談します。
ケロイドがあるんですけど、脱毛は可能ですか?
エステ脱毛ではそこのパーツを除く形でOKをもらえました。
【公式】湘南美容外科クリニック|美容整形・医療脱毛

患者からの上の質問に対し、湘南美容外科の回答は以下のものでした。

メール相談をご利用頂きありがとうございます。

真性のケロイドの方は、脱毛をお勧めしておりません。

実際に、真性のケロイドかどうかの判断は、エステの方も含め、一般の方には難しいかもしれません。

詳しくは、診察の上、ご説明させていただきます。

お待ちしております。
【公式】湘南美容外科クリニック|美容整形・医療脱毛

やはり湘南美容外科でも、まずは医師による診察が必要という見解でした。

湘南美容外科ももちろんカウンセリング料は無料、コースへの勧誘もありません。

湘南美容外科は非常に院数が多く、通いやすいのも特徴なので、ご自宅の近くに湘南美容外科がないか確認してみてはいかがでしょうか?

もしあるのなら、下から無料カウンセリングを受けられますので、ご利用ください。

医療脱毛クリニックでケロイドと診断され脱毛ができない場合の対処法

医療脱毛クリニックでケロイドと診断され脱毛ができない場合の対処法

医療脱毛クリニックのカウンセリングに行ってみはいいけど、「ケロイド」だって診断されてやっぱり脱毛できなかった…。

という方のために、皮膚科で行われるケロイドの主な治療法を、5つご紹介します。

手術する

範囲が狭い場合はケロイドの部分を切り取り、そのまま皮膚をつなぎ合わせる手術ができます。

しかし、広範囲になるとつっぱってしまいつなぎ合わせるのが困難なことから、皮膚の移植を行います。

ただ継ぎ目にケロイドが再発してしまうことも多く、完璧に取り除くのは難しいと言われています。

ステロイドを利用する

ステロイドには注射と軟膏やテープの2種類があります。

注射は傷口に直接注射するので、高い効果が見込める反面激痛だと言われています。

最初は注射で治療を行い、途中から軟膏やテープでの治療に切り替える方が多いようです。

放射線を照射する

新し目のケロイドには比較的効果があるとされていますが、古いものにはあまり効かないようです。

術後に照射するなど、併用されることもあるようです。

圧迫する

絆創膏と包帯などで、ケロイドの部位を圧迫する療法です。

ただ数ヶ月〜半年くらい続ける必要があり、絆創膏により皮膚がかぶれてしまう方もいるようです。

内服薬を服用する

「リザベン」と呼ばれる喘息用の薬を服用することで、ケロイドの治療を早める効果があるようです。

副作用はなく、かゆみにも効果的なので、ほかの治療法と組み合わせて利用されています。

ケロイドの脱毛に関するよくある質問

ケロイドの男性が気になる、脱毛に関するよくある質問をいくつかご紹介します。

医療レーザーではなく、フラッシュやニードルでの脱毛ならできる?

あなたの肌が本物のケロイド肌であるのなら、どちらも控えたほうが良いでしょう。

ケロイドの手術は、再発しないようにできるだけ刺激を加えないよう、かなり慎重に行われるようです。

しかしフラッシュ脱毛にしろニードル脱毛にしろ、程度は違うものの肌に刺激を与えることは間違いありません。

どうしても脱毛したいのならば、まずは皮膚科や、上でご紹介した脱毛クリニックの医師の診察を受けるようにしましょう。

ケロイドは放置すれば治る?

ケロイドは放置しておいても、自然に治ることはありません。

治るどころか、広がってしまうリスクの方が大きくなります。

ケロイドの疑いがあるのなら、それ以上広がる前にまずは皮膚科を受診しましょう。

ケロイドの脱毛の第一歩は、医師の診断

ケロイドの脱毛の第一歩は、医師の診断

ケロイド肌の方はその部位の脱毛ができませんが、治療して完治すれば、脱毛することも可能でしょう。

ただそのためには、まず皮膚科の医師か、脱毛クリニックの医師の診断が必要だというお話をしましたね。

きちんとした手順を踏めるのであれば、脱毛することを諦める必要は全くありません。

自信に満ちた自分を手に入れるために、まずは最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?