毛抜きで髭が永久脱毛できるは嘘!埋没毛など様々なリスクを解説!

毛抜きで髭が永久脱毛できるは嘘!埋没毛など様々なリスクを解説!

私たちのもっとも身近な毛の処理方法の一つに、「毛抜き」がありますよね。

100円ショップで手に入れることができ、ちょっと気になった時にピンポイントで処理できるため、髭を抜くのに使っている男性は多いのではないでしょうか?

毛抜きには「一度抜いた毛は生えてこなくなる」「何年かずっと抜き続ければ永久脱毛できる」などの噂があるため、ずっと永久脱毛できると信じて髭を抜き続けている人も少なくないはずです。

でもそんな方には非常に残念なお知らせになってしまいますが、『毛抜きで髭が永久脱毛できる』全くの嘘です。

今回は、毛抜きで髭の永久脱毛ができない理由と、毛抜き処理に伴う様々なリスクについて解説していきます。

毛抜きで髭の永久脱毛ができない理由

毛抜きで髭の永久脱毛ができない理由

出典:むだ毛・脱毛 | 日比谷ヒフ科クリニック

髭の毛根の最深部には、上の図で示すように「毛乳頭」と呼ばれる組織があります。

そしてその毛乳頭の周りには、「毛母細胞」と呼ばれる細胞があるのが分かりますよね。

実は人の体毛は、この「毛母細胞」が細胞分裂を起こすことで、成長していくのです。

ただ、何もなしに細胞分裂できるわけではありません。

毛乳頭が毛細血管から栄養素を取り出し、毛母細胞へ渡すことで初めて細胞分裂ができるのです。

そのため、理論的にはこの毛乳頭さえ無くなれば、その毛穴(毛包)からは髭が生えてこないことになります。

医療レーザー脱毛やニードル脱毛でも、この毛乳頭を破壊することで永久脱毛効果を得ています。

しかし残念なことに、毛抜きでの処理時に毛乳頭まで一緒に抜けてくることはありません

毛抜きで抜ける範囲は最高で図の黒い毛の部分のみであり、ひどいと途中でちぎれてしまうことまであります。

つまり、毛抜きでは何万回抜いたところで、永久脱毛することはできないのです。

毛抜きで髭を抜くと出血する!?

毛抜きで髭を抜くと出血する!?

独特の快感で夢中になって髭を抜いていると、毛穴から出血してきたなんて経験はありませんか?

大量ではないとはいえ、血の赤黒い色を見ると心配になる方もいるでしょう。

実はこの現象は、上で解説した髭の成長メカニズムが関係しています。

毛母細胞は、毛乳頭からもらう血液中の栄養素をもとに、細胞分裂をするというお話をしました。

しかし毛抜きにより無理やり髭を抜くと、繋がっていた毛細血管を引きちぎってしまうことになります。

これが、毛抜き処理時の出血の正体です。

健康な方は血液中に含まれる血小板の作用ですぐに止血しますが、出血するということは、少なからず体に害を与えているという自覚を持っておいた方が良いでしょう。

毛抜きで髭を抜くメリットは一時的な肌触りの良さのみ

毛抜きで髭を抜くメリットは一時的な肌触りの良さのみ

毛抜きで髭を抜くと、今までチクチクザラザラしていた肌が一変し、ツルツルになりますよね。

その感覚が味わいたくて、髭の毛抜きにハマってしまう男性も多いようです。

しかし逆にいえば、毛抜きで髭を抜くメリットは、その一時的な肌触りの良さのみとなります。

それも次の日には別の毛穴から髭が生えてきてしまうので、肌触りはほぼ元どおりになってしまいます。

時間をかけて1本ずつ髭を抜き、これからご紹介する数々のリスクを背負ってまで、一次的に肌触りを良くすることに果たして意義が感じられるでしょうか?

ではいよいよ、毛抜きでの髭の処理に伴うリスクについて、ご紹介します。

髭の毛抜き処理に伴う3つのリスク

髭の毛抜き処理に伴う3つのリスク

髭を毛抜きで抜くと、主に以下の3つのリスクが考えられます。

  • 埋没毛
  • 毛嚢炎
  • 色素沈着

一つずつ詳しく解説していきますね。

埋没毛

埋没毛とは、その名の通り毛が皮膚の下に毛が埋もれている状態のことを指します。

実際に髭が埋没毛になってしまった事例を見てみましょう。

少しグロテスクなので、苦手な方は要注意!!

これほど長くなるのは稀ですが、髭が埋没して皮膚の下で成長するって、なんだか怖いですよね。

でも毛抜きで髭の処理をしていると、埋没毛のリスクが非常に高くなってしまいます。

そのメカニズムを図で表すと、以下のようになります。

埋没毛

出典:埋没毛の原因とは?|脱毛サロンWelina Mahalo岡山店♡ 光脱毛・ワックス脱毛・Lash addict

私も何度となく経験しているので分かりますが、毛抜きで綺麗に髭の根元まで抜けなかった場合、必ずと言って良いほど皮膚が炎症を起こします。

すると、数日後にその部分が「かさぶた」となっているのです。

そして皮膚の表面に出てこられなくなった髭は、皮膚の下で順調に埋没毛としての生活を始め、さらに炎症を悪化させるのです。

何かに寄生されているような見た目と、炎症の痛みであなたを憂鬱にさせること間違いなしです!

埋没毛についてもっと詳しく知りたい方はこちら

埋没毛(埋もれ毛)の放置は危険!4大原因と5つの治し方・予防対策

毛嚢炎

毛嚢炎

出典:毛嚢炎 – Wikipedia

毛嚢炎とは、上の画像のような炎症のことを言います。

カミソリ負けや毛抜きなどで、特に男性は口周りにできやすいので、お馴染みの方も多いでしょう。

ニキビは様々な要因と「アクネ菌」と呼ばれる常在菌によって発症するのに対し、毛嚢炎はほとんどの場合「黄色ブドウ球菌」と呼ばれる常在菌によって発症します。

黄色ブドウ球菌は、健康な人でもほとんどの人の肌に住み着いています。

毛抜きにより毛穴がダメージを受けると、黄色ブドウ球菌が毛穴で繁殖し、毛嚢炎を引き起こすのです。

黄色ブドウ球菌は毒性が強く、毛嚢炎や食中毒といった比較的軽い症状のものから、髄膜炎や敗血症などの致死率の高い病気の原因にもなります。

そのため「たかが毛嚢炎」と、決して侮れないリスクの一つだと言うことができます。

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着

出典:Whey Protein Might Be Causing Your Acne, Research Says | Reader’s Digest

炎症後色素沈着とは、ニキビや毛嚢炎、虫刺されなどの炎症後に発症する色素沈着のことです。

上で解説した毛嚢炎を例にとると、繁殖した黄色ブドウ球菌を撃退しようと、白血球が活性酸素で攻撃します。

しかし、活性酸素は黄色ブドウ球菌だけでなく、肌にも害を与えてしまうのです。

そこで活性酸素に対抗するために、肌は慌ててメラニンを大量生成します。

その結果、色素沈着(シミ)となって残ってしまうのです。

ほとんどの場合肌のターンオーバー機能によって自然に無くなりますが、長く残ってしまうケースもあります。

若いうちからシミだらけでは、せっかくのイケメンも台無しですよね。

髭を毛抜きで抜くと濃くなることも…

髭を毛抜きで抜くと濃くなることも...

髭の毛抜きでの処理には、様々なリスクがありましたね。

しかしそれだけではありません。

追い討ちをかけるようですが、実は毛抜きで抜くことで、髭がさらに濃くなってしまう恐れもあるのです!

毛抜きで髭を抜くと出血する!?で解説した通り、髭を無理やり抜くと毛細血管が破れ、出血することがあります。

人の血管は、一度破れると次回に備え、太い血管に生まれ変わります。

すると、今まで以上に毛母細胞への栄養補給が早まり、髭の伸びるスピードが早まったり、太い髭が生えてくるようになってしまうと言われています。

ツルツルにするはずが、逆に髭が濃くなってしまうのでは元も子もないですよね^ ^;

髭の処理は毛抜きではなく脱毛がおすすめ!

髭の処理は毛抜きではなく脱毛がおすすめ!

毛抜きでの髭の処理には、ほぼデメリットしかありませんでしたね。

毛抜きはどこでもすぐに手に入り、家で手軽に処理できることから、大変便利な道具です。

しかし、顔などデリケートな部位への使用は、上でご紹介したような様々なリスクが潜んでおり、髭の処理には向いていないということが分かりましたよね。

髭の脱毛をする男性が増えてきた昨今、わざわざ手間と時間をかけてまでリスクを背負う必要は、どこにもありません。

あなたも髭の毛抜きは卒業して、髭脱毛に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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